無題

私は心に問題を抱えたまま生きている。毎日毎日どうやって死ぬかだけ考えていたことも、実際に首を吊ろうとしたことも、包丁片手に泣き叫んだことも、家に警察を呼ばれたことも、きっと言葉で伝えたって分かってもらえるわけがない。

いつまでも引きずるなって話なのかもしれないけれど、あの苦しい気持ちもどうしようもない諦めも、私を取り巻く全てへの恐怖も、絶対に忘れられない。たとえどんなに遠い記憶になったって、薄い薄い痛みになったって、絶対になかったことにはならない。

こんな気持ちを抱いたことがない他人と、私は絶対にともに歩いていけない。絶対に。

だから私は一人でいたいと思うし、他人に分かって欲しいなんて期待はしない。

私のそばに居たいと思うなら、私とともに生きたいなんて言葉を口にするなら、私の痛みを分かるみたいなこと言わないで。

分からなくていいから、黙って近くにいてくれるだけでいいのになあ。南無。これは私の怒り。