無題
ばりばりと働き、好きなものや事柄を究めていて、なにごとに対しても活動的、どんなことにも取り敢えず挑戦、みたいな、そんな方とお話をした。
ほわ〜めちゃすごい。
私は毎日毎日、必死に、一生懸命に、なんとか自分の生活をこなしているつもり。
傍目から見れば(もしかすると私自身から見ても)、私の生活は、ぬるくて、平坦で、つまらないものかもしれない。
だけど私は、もうどうにもならないかもしれなかった、あの地獄みたいな日々から抜け出して、今のこのぬるい生活を手に入れるために、それこそ本当に、血のにじむような思いをしてきた。
というか、今もしている。
そんな風にして、どうにかこうにか送っているこの私の生活が、なんとなく恥ずかしいような、そんな気持ちがした。
なんかそれが、すごく悲しくて、すごく切なくて、私はもっと自分の生活に誇りを持っていたいし、私の努力をもっと認めたいし、むむ〜〜。
ひとりひとりの生活に善し悪しなんて絶対にないと思う。
ないと思いたい。
世間的にだとか、あの人と比べてだとか、そんなのって絶対にちがうと思う。
私には私の生活があって、あの人にはあの人の生活があって、それって比べようのない、尊いものだと私は思う。
今日も私は生活をするし、明日も私は生活をする。
私は自分のこのぬるい生活を、大切にしたい。
大丈夫、大丈夫。
教訓、疲れる人とは無理して会わない。
おやすみなさい。